cacaohuskbase

カカオハスクベース

循環型組織開発のfog

Cacao Husk Baseは、チョコレート製造の過程で生まれる副産物「カカオハスク(カカオ豆の外皮)」を、食品素材として再定義したペースト状の原料です。

なぜ、カカオハスクなのか

近年、環境問題への関心の高まりや、チョコレート原料価格の高騰を背景に、菓子・製パン・飲料業界では、これまでとは異なる価値を持つ素材が求められています。

カカオハスクは、食物繊維や香り成分を豊富に含む一方で、
食感の粗さ、菌数管理の難しさ、加工や扱いにくさといった理由から、長らく食品用途としては活用が進んできませんでした。

株式会社fogでは、この未活用素材に改めて向き合い、
「現場で使える素材」にすることを目的に研究と開発を行ってきました。

ELABでの研究から生まれた素材

Cacao Husk Baseは、fogが運営する自社実験拠点 ELAB(Circular Living Lab)での研究テーマの一つとして生まれました。

ELABは、循環型ライフスタイルを実験と実装の両面から探る場です。
飲食店としての営業を行いながら、実際の調理・提供・製造の現場で素材を使い、課題を見つけ、改善を重ねてきました。

カカオハスクについても、ただアップサイクルするのではなく、菓子やパン、飲料の現場で無理なく使える形にすることを目標に、試作と検証を繰り返しました。その結果生まれたのが、扱いやすいペースト状に加工した Cacao Husk Base です。

Cacao Husk Baseとは

Cacao Husk Baseは、カカオハスク特有の繊維のざらつきを独自の加工方法によって改善し、粒感を残しながらもなめらかなペースト状に仕上げた素材です。

チョコレートやココアのような重たさはなく、
自然で奥行きのあるカカオの風味が特徴です。

すでに油分と甘味を含んでいるため、
バターや砂糖の使用量を抑えたレシピ設計が可能で、
既存の仕込み工程にも取り入れやすい形になっています。

原材料と設計思想

Cacao Husk Baseは、できる限りシンプルな原材料で構成しています。

・きび砂糖
・有機豆乳
・国産菜種油
・カカオハスク

素材の構成をシンプルに保つことで、
植物性・動物性のどちらのレシピにも柔軟に対応でき、
使い手の表現を妨げない設計としています。

Cacao Husk Baseの使い方

Cacao Husk Baseは、主役として使う素材ではなく、
レシピ全体を支える「名脇役」としての使用を想定しています。

いつものブラウニーやガトーショコラ、ガナッシュ、ドリンクベースなど、
既存のレシピの一部を置き換えることで、
新しい風味や軽やかさを加えることができます。

まずは小さな分量から、
ご自身の現場に合った使い方を探してみてください。

Cacao Husk Baseは、菓子製造業者、ベーカリー、カフェなど、
業務用途向けの原料として提供しています。

小規模なテストから、中規模・大規模生産まで、
用途や数量に応じたご相談が可能です。

プロダクトへの展開:NOM3

価格:1080円(税込)

Cacao Husk Baseは、業務用原料として提供する一方で、fogではこの素材の可能性をより多くの人に伝えるため、自社プロダクトとして NOM3 を展開しています。
NOM3は、Cacao Husk Baseを使用したスプレッドを中心としたプロダクトラインで、ELABでの研究と実践から生まれた素材を、日常の食卓に取り入れやすい形で表現したものです。